オイルガス分離素子は空圧機の圧縮空気品質を決定する重要な部品であり、高品質のオイルガス分離素子は圧縮機の高効率動作を保証できるだけでなく、フィルタコアの寿命は数千時間に達することができる。圧縮機ヘッドから出てくる圧縮空気は大小の油滴を挟み、大油滴は油気分離タンクを通過する際に分離しやすいが、小油滴（直径1μm以下の懸濁油微粒子）は油気分離フィルタコアのミクロン級ガラス繊維フィルタ層を通過して濾過しなければならない。油微粒子は濾材の拡散作用を経て、濾材に直接遮蔽され、慣性衝突凝集などの機構によって圧縮空気中の懸濁油微粒子はすぐに大油滴に凝集し、重力によって油は油分心底部に凝集し、底部の凹所を通って油戻し管を通って機首潤滑油システムに戻り、それによって圧縮機はより純粋で油のない圧縮空気を排出させる。圧縮空気中の固体粒子が油分心を通過して濾過層に滞留し、これにより油分心差（抵抗）が増加している。油芯の使用時間が長くなるにつれて、油芯圧差が0.08から0.1 Mpaに達した場合、または圧縮空気出口に明らかな含油量が発生した場合、フィルタ芯を交換しなければならない。そうしないと、圧縮機の運転コスト（消費電力または燃費）が増加する。